MAIN MENU

戻る

ニュース

本学修了生の加藤貴充さん(8期生)の論文が「医工学治療」に掲載されました

2026.3.18

ニュース

本学修了生の加藤貴充さん(8期生)と岡耕平先生の共著論文が日本医工学治療学会の発行する学術誌「医工学治療」に掲載されました。

加藤貴充・岡耕平. (2026). 医療従事者のレジリエンスを強化する患者モニターの導入:患者安全における新たな可能性. 医工学治療, 46-49.
https://www.jste.gr.jp/kaishiR08.html#R08_1

この論文は、近年登場した患者データを事前学習させた低血圧検出アルゴリズムを有する血行動態モニタリングシステムを用いることで、臨床工学の安全アプローチがどのように変わるか報告したものです。このシステムは低血圧を予測し、関係パラメーターを監視、異常値が出ればその対処方法を表示してくれるという特徴があります。従来はエラーが生じてから臨床工学技士がそれに気づき、対処方法を検討して修正するというアプローチだったものを、エラーが生じそうな/生じた直後の時点で対処方法をシステム側が提案してくれるようになっています。これにより、臨床工学技士の安全管理アプローチが変わると予測されます。近年の安全研究では、事故の未然防止とその方法が研究テーマとして重視されており、本研究は新たに登場した事故の未然防止のための工学的システムが、実際にどのように手術の現場で役に立つのかを実際にシステムを利用し、その実態を報告したものです。