MAIN MENU

戻る

江原 一雅Kazumasa Ehara

学事顧問/特任教授:江原 一雅

研究内容・メッセージ

安全で質の高い医療を目指すため、医療事故やヒューマン・エラー、ノンテクニカル・エラーをどのように防止するのかを科学的、論理的なアプローチで研究します。また、医療の質や安全対策の評価をEvidence Based Medicine(EBM)やSQUIREの考え方を取り入れて科学的に検証します。さらに、医療安全において患者参加、医療者―患者間のコミュニケーションについても共に研究してゆきたいと思っています。

職位
学事顧問/特任教授
学位・資格
医学博士/医師/脳神経外科学会専門医ECFMG
専門領域・分野
医療安全管理学(社会医学、統合医学領域)、脳神経外科学≪外科学領域≫
担当科目
医療セーフティマネジメント学特論Ⅰ・Ⅱ、医療安全管理学事例研究

略歴

1975年神戸大学医学部卒、同年医師資格取得、82年神戸大学大学院医学研究科博士課程単位取得、90年学位取得(医学博士、神戸大学)。82年神戸大学医学部附属病院脳神経外科助手、米国フロリダ州マイアミ・マウントサイナイ病院ボームリッター核医学研究所研究員、85年神戸大学医学部脳神経外科学講座助手、96年同大学医学部脳神経外科学講座助教授、00年同大学医学部附属病院総括リスクマネージャー危機管理室副室長、01年同大学大学院医学系研究科器官治療医学講座脳神経外科学分野助教授、03年同大学医学部附属病院医療安全管理室副室長、05年同大学大学院医学系研究科医学教育センター副センター長、07年同大学大学院医学系研究科外科系講座脳神経外科学分野准教授、10年同大学大学院医学研究科外科系講座教授。10年神戸大学退職、滋慶医療経営管理研究センター主席研究員、神戸大学院医学系研究科客員教授(兼任)、11年本学教授、12年本学研究科長、16年本学特任教授。

社会活動等

日本脳神経外科学会学術評議員、兵庫県遷延性意識障害者療養支援審議会、兵庫県災害コーディネーター、自動車事故対策機構重度障害認定審査委員、医療事故・紛争対応研究会機関誌編集委員長、医療の質・安全学会プログラム委員および代議員。

著書等

  • 「医療安全と医療訴訟」(アトムス)
  • 「医療事故初期対応」(医学書院)
  • 「実践救急ナーシング」(永井書店)
  • 「脳神経外科学大系第7巻」(中山書店)
  • 「最新脳神経外科のICU管理」(朝倉書店)
  • 「Computer Assisted Neurosurgery」(Springer)
  • 「Comprehensive Medical Studies on the Earthquake Victims」(Kobe University)

主な研究実績

  • 「医療安全をどのように教育するか その現状とあり方について、WHOの患者安全教育ガイドラインを参考に」
    共著/2012年/医療事故・紛争対応研究会誌 6:pp1-10
  • 「Patient safety education at Japanese nursing schools: results of a nationwide survey:」
    共著/2011年/BMC Res Notes 4:416
  • 「Analysis of lawsuits on malpractice related to spinal anesthesia in Japan.」
    共著/2011年/Legal Medicine 11 S pp370-371
  • 「医療事故・有害事象・ヒヤリハット事例の調査法とエラー分析法の選択」
    共著/2010年4月/医療事故・紛争対応研究会誌4:pp8-16
  • 「医学教育課程における患者安全教育:海外の主要ガイドラインと我が国のモデルコア・カリキュラムとの比較検討」
    共著/2010年4月/医療事故・紛争対応研究会誌  4:pp17-25
  • 「Analysis of lawsuits on malpractice related to spinal anesthesia in Japan-Change in the causes of anesthetic malpractice related to judicial precedents.」
    共著/2009年4月/Legal Med 11,pp.370-371
  • 「安心を創るー医療安全をどのように教育するのか-神戸大学附属病院の取組」
    共著/2009年6月/安全医学5(1),PP.17-21
  • 「ヒヤリハットはなぜ減らないのかー医療事故情報収集等事業報告書を読み解く」
    共著/2009年12月/ナースマネージャー pp83-85
  • 「Two metachronous tumor induced by radiation: case report and review of the literature.」
    共著/2008年3月/J Neurooncol 88(3),pp.315-320
  • 「判例にみる術後呼吸管理における自己の状況」
    共著/2008年7月/日臨麻会誌28(7),pp.986-992
  • 「過去10年間における泌尿器科領域の医療訴訟の考察」
    共著/2008年1月/臨床泌尿器科62(1),pp.35-40

教員一覧へ