医療機器安全管理研究会セミナーを開催します
2021.6.1
医療機器安全管理研究会
医療機器安全管理研究会とは
近年、医療情報や医療機器の電子化が普及し、今後はAI搭載型医療機器などによる診療、検査、治療、情報管理や患者への直接的な介入が予測されています。手術支援ロボットに代表される医療機器では、数年内に最新の3D画像システムと高精度センサーを用いた完全自立型ロボット手術システムが市場導入され、医療現場での「シンギュラリティ」が現実のものとなりつつあります。
医療機器は多様な素材で構成され、かつ構造が複雑で、維持管理や再処理においても専門性が求められますが、AIやロボット導入に伴う「安全」に対する信頼性、妥当性、責任の明確化及び医療費全般に関わる経済性に対する議論は、まだ十分とはいえません。一方、医療費抑制の観点から、SUD(単回使用医療機器)の「再製造」に対する新しい制度導入が、2017年7月に厚生労働省より示されました。しかし、その導入についての信頼性・妥当性に関する具体的な手法は不明確であり、法的制度設計も不十分な状況です。
滋慶医療科学大学 医療機器安全管理研究会は、このような医療機器全般に関わる安全性、有効性、信頼性、妥当性そして経済性について、実践的な安全管理の推奨方法を提言することを目的に活動する研究会です。
医療機器安全管理研究会セミナー『コロナ禍における医療機器の使用と管理』
【日時】
2021年6月25日(金)13:00~17:00
【主催】
滋慶医療科学大学大学院 医療機器安全管理研究会
【会場】
オンラインによるライブ配信
〒532-0003 大阪市淀川区宮原1-2-8
TEL 06-6150-1336
プログラム
■ 集中治療室におけるCovid-19陽性患者への医療機器の対応
大阪大学医学部附属病院 臨床工学部 中村 有希 氏
■ 不織布の基礎
日本不織布協会 前事務局長 北洞 俊明 氏
■ 個人防護具(PPE)の物流
小西医療器株式会社 島田 正司 氏
■ 人口呼吸器のコロナ対策
フクダライフテック株式会社 太田 一基 氏
※医療機器情報コミュニケータ(MDIC)更新ポイント 5ポイント取得
一般社団法人日本医療機器学会 更新ポイント対象イベントのページはこちら
【定員】
100名 (先着順)
【参加費】
●企業関係者 8,000円
●医療・教育関係・非営利団体・学生 無料
申込方法
6月19日(土)までに、、MailまたはFaxにてお申し込みください。
<セミナー リーフレット> <FAXでお申込みの場合はこちらへ>
お申込みに際しては、①貴施設・会社名、②参加者お名前、③電話番号 / e-mail をご記入ください。