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修了生・在校生の声

※職業・勤務先・掲載内容は、取材当時のものです。

10期生
田中 雄己さん

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勤務先 神戸市立西神戸医療センター
職種 臨床工学技室 主任

自身のキャリア形成のきっかけと研究することの意義について学びました

神戸市民病院機構内で西神戸医療センターへ異動し、ちょうど1年が過ぎようとしていました。私自身、臨床工学技士として10数年臨床を経験し、現場で臨床業務をこなすだけでなく後進の育成、組織の運営を徐々に任され始め、一体自分の強みは何かと日々自問自答を繰り返す日々を過ごしていました。そして、同僚の仕事への不安を聞く中で、どうしたら人は失敗をしないのか、何故失敗してしまうのか、これらはどうしたら解消されるのか、対策となるような仕組みづくりへの興味が湧き始めました。そんな中、当時の上司から滋慶医療科学大学大学院のパンフレットを手渡されました。進学は漠然と考えていましたが、思い切りがつかないところ、自身のキャリアの道が拓けた気がしました。

本学の素晴らしいと思うところは4つあります。①心理学、看護学、工学などの切り口から多角的に医療安全を捉えられる②インシデントの分析方法を学べる③研究方法、論文の書き方を習得できる④同級生の志が同じという4点です。研究のフォローは教職員の皆様がしっかりと行なってくれますし、努力を怠らなければ必ず成長を感じることができると思います。

本学を修了し、同僚や病院職員が起こしたインシデントに対して広い視野で原因を分析できるようになりました。今後はヒューマンエラーを起こしにくい医療機器の活用方法の検

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