1期生
篠原 智誉さん
大学院での学びを生かせるかは自分次第
本大学院の医療安全管理学専攻へ進学しようと考えたのは、当時私が臨床工学技士として病院勤務し約10年が過ぎた頃で、自分がこれまで行ってきた臨床業務をこのまま漫然と従事していてもいいものなのか? 何か新しい行動を起こす事で、何か役に立つ事があるかもしれない、何か面白い事が出来るようになるかもしれないと思った事がきっかけでした。
大学院で先生方の講義を聴くにつれ、それは現実であると認識するのに時間はかかりませんでした。
在学中は、医師、看護師、本当に様々な分野で活躍しているクラスメイト(大学院から一歩外に出れば、いずれも先生と呼ぶべき大先輩)と机を並べて勉強出来た事がなにより刺激的でした。
大学院は平成25年3月に無事修了しましたが、大学院で学んだ事を臨床で生かすには成果を出すに至らず、未だこれからです。 逆に大学院時代には多くの臨床研究や発表を重ねる事が出来、後輩等に指導、助言を求められる事も多くなりました。
今後、本大学院を目指す皆さま方へお伝えしたいことは、ここで教えてくれる事は、ご自身の専門分野であろうとなかろうと、本当に毎日貴重な体験ばかりです。教えてもらう事を生かせるかどうかは自分次第です。
大学院で学ぶ2年間は過ぎてみればとても短いですが、この期間に存分に努力されればそれ以上の成果をもたらしてくれると思います。是非、頑張ってください!