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修了生・在校生の声

※職業・勤務先・掲載内容は、取材当時のものです。

12期生
川村 茂之さん

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勤務先 浜松医科大学医学部附属病院
職種 医療機器管理部

私は臨床工学技士として、心臓手術での人工心肺操作、ICU・NICUの集中治療、心臓カテーテル、透析などの業務をローテーションにて行ってきました。最近ではME機器管理業務を主に行っています。ME機器管理業務に携わると機器に関するインシデントやアクシデントに助言を求められる機会や他職種で話し合いする事が多くなりました。臨床工学技士の立場として機器の基本性能や精度、故障確認などは行いますが、インシデントやアクシデントが起きた背景や要因(勤務、環境、人的など)を考慮せず答えを出していることもあり、ときに自分の答えに確信が持てない事を感じることもありました。そこで医療安全について基礎から学べ、心理学・人間工学・財務管理など新しい視点も併せて学べる事に魅力を感じこの大学院を選びました。

大学院進学にあたり、臨床業務や子育てをしながらの大学院生活になるため職場や家庭の理解を得ることが重要でした。幸い職場の上司や妻は理解をしてくれ、職場では休日や当直、待機の調整、家庭内でも講義や研究の時間を確保するため妻や子供が協力してくれています。

今は入学し8か月経過しました。研究では、担当教官をはじめその他の先生方の指導を受け医療機器の管理に関する研究をどのように進めていくか模索しています。同期には多くの職種がおり刺激やアドバイスをもらいながら、忙しい中にも充実した大学院生活を送っています。大学院修了後は学んだ事を生かし病院や自部署に貢献していきたいと考えています。

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