4期生
松岡 かほりさん
勤務先 | 医療法人三栄会ツカザキ病院 |
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職種 | 看護師 |
「押し付け」の医療安全ではなく「自然な」医療安全を
私が勤務している医療法人三栄会ツカザキ病院は、地域の2次救急を担う急性期病院です。
私は、医療安全管理室に配属され5年目になります。インシデント・アクシデントが起こる度、どのような活動をしていけば職員が共通の認識を持って医療安全に取り組んでいけるのかを模索していたところ、「医療安全のマネジメントが学べる」という大学院のパンフレットに目が止まりました。
自宅から学校が遠方のこともあり、正直迷いましたが、医療安全について説得力を持って話ができるようになりたいという思いを、院長はじめ看護部長、事務長に伝えたところ、理解していただき、さらに、業務、家庭、学生が両立できるよう支援までしていただきました。このように応援していただいたことで、今に至ることができました。本当に感謝の思いでいっぱいです。
大学院では、経験豊かな学生の多い中、マネジメントの経験のない私は戸惑う事もたくさんありましたが、いろいろな方とお話をさせていただき励ましていただきながら通学しております。お話しさせていただく中で、お互いの困っていることに対してアドバイスしあったりすることもあり、人の温かさに助けられることも多々あります。いろいろな病院の方と一堂に会し、本音で話をする事などほとんどチャンスがありませんので、人との出会いに感謝しています。
また、先生方は、勉強でも仕事の面でも親身になって相談にのって下さり、最新の情報で解決に導いてくださいます。
大学院修了後は、教えていただいたことを胸に、「押し付け」の医療安全ではなく「自然な」医療安全を目指したいと思います。「言われたからする」のではなく、自らの行動の意味を考え、危険を予測し、回避する事が言われなくても当たり前にできる、そんな病院にしていきたいと思います。
課題はたくさんありますが、「患者様の為に」という信念をもって行動すればきっといつかできると思っています。
これから入学を控えられている方もいろいろな思いをもって入学されると思います。いつか皆さんの思いが形になるよう、一緒にがんばりましょう。