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本学修了生の本城進也さん(13期生)の論文が、学術誌「日本磁気共鳴医学会雑誌」に掲載されました。

2026.10.20

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本学修了生の本城進也さん(13期生)の論文が、学術誌「日本磁気共鳴医学会雑誌」に掲載されました。

●論文テーマ

Perceptions of Medical Professionals on Safety Management of Magnetic Resonance Imaging and Challenges for Development of Educational System 

磁気共鳴画像診断装置の安全管理に対する関連医療職の認識と教育システム開発の課題

●掲載雑誌

日本磁気共鳴医学会雑誌. 47(1). 2026/Journal of the Japanese Society of Magnetic Resonance in Medicine(JJMRM)Vol.47 No.1(2026)掲載予定

早期公開URL: https://doi.org/10.2463/jjmrm.2026-1881

●本城さんからのコメント

本研究では、大阪府内14施設760名を対象とした多施設・多職種調査を実施し、MR装置の安全管理に対する関連医療職の認識と教育上の課題を明らかにしました。その結果、磁場の常時発生、磁性体の吸引開始距離、液体ヘリウムによる凍傷・窒息リスク、熱傷、MR適合性など、MR検査における重大事故に直結する危険因子について認識が低いことが明らかとなりました。また、認識には職種間差が存在し、とくに看護師、看護助手、臨床検査技師において低い傾向が認められました。さらに、MR安全講習の内容や実施状況には施設間差があり、厚生労働省が求める「MR検査に従事する医療従事者への安全教育」の実施も十分ではない現状が示されました。一方、MR安全講習への参加経験やMR検査室への入室経験を有する群では認識率が有意に高く、安全教育の有効性が示されました。この結果から、MR安全教育の標準化や継続的な教育システムの構築がMR安全管理向上に重要であることが示唆されました。

本研究を通じて、MR安全に関する課題を客観的なデータとして可視化できたことに加え、多職種を対象とした教育介入の必要性を学術的に示すことができました。今後は、本研究で認識率の低かった項目を重点的に取り入れた教材開発やe-learningシステムの構築を進め、MR安全教育の標準化と安全文化の醸成に貢献していきたいと考えています。

最後になりましたが、大学院在学中から今日に至るまで温かくご指導・ご鞭撻を賜りました和佐特任教授ならびに恩師である先生方に、心より深く感謝申し上げます。