本学園は1987年の開学以来、建学の理念である「実学教育」「人間教育」「国際教育」の三本柱を実践し、学生・高等学校・業界・地域の4者から信頼を得ることを教育コンセプトに掲げ、職業人教育を通じた社会貢献をミッションとして歩んでまいりました。その一環として、大阪ハイテクノロジー専門学校では、1988年に西日本で初めて臨床工学技士養成課程を設置し、これまでに3,000名を超える卒業生を輩出してまいりました。さらに、2011年には医療の質と安全に関する専門家・研究者の育成を目指して「滋慶医療科学大学院大学(現:滋慶医療科学大学・大学院)」を開学し、2021年には「滋慶医療科学大学 医療科学部 臨床工学科」を開設するなど、時代の要請に応える高度な医療人材の育成に力を注いでおります。また、「国際教育」の理念のもと、中国をはじめとする医療技術系大学・専門学校と教育連携を深め、日本語教育や現地講義、相互研修、留学生の受け入れなどを通じて国際的な教育交流を推進してきました。これまでに、当該養成課程では124名の留学生が卒業し、そのうち103名が国家試験に合格、日本国内または母国において医療分野で活躍しています。現在、グローバル社会の進展に伴い、職業資格の国際的な標準化が注目を集め、AI(人工知能)やICT(情報通信技術)を活用した医療・福祉分野の変革が急速に進行しています。中でも、臨床工学分野では医療機器の高度化・複雑化が加速する中、それらの安全かつ効率的な運用を担う臨床工学技士の専門性と役割が一層重要視されています。
こうした時代背景のもと、2012年に大阪で第1回アジア臨床工学フォーラムを開催して以来、中国(上海・広東省)、東京、大阪を巡って第6回まで開催を重ね、臨床工学に関わるアジア各国の技術者・教育者・研究者・医療従事者が一堂に会し、制度、教育、技術革新に関する相互理解と連携を深めてまいりました。。
第7回となる今回は、「アジア臨床工学の発展のため、医療職種連携と生成AI・医療安全の貢献」を統一テーマに掲げ、臨床工学の未来像を多角的に議論・共有する国際的な学びと交流の場として、再び大阪の地で開催いたします。本フォーラムが、臨床工学のさらなる飛躍を支える新たな礎となり、次回以降の開催にもつながる熱意と発展の契機となることを心より願っております。
※開催情報は随時更新いたします
会期
2025年11月1日(土)9:30~17:30
会場
新大阪ワシントンホテルプラザ イベントホール
〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島5-5-15
JR新大阪駅より徒歩約5分
大阪メトロ新大阪駅(南改札7号出口)より徒歩約3分
TEL:06-6303-8111 FAX:06-6302-7007
開催テーマ
『アジア臨床工学の発展のため、医療職種連携と生成AI・医療安全の貢献』
会議使用言語
日本語、中国語、英語
主催(日本)
大阪滋慶学園・滋慶医療科学大学/大学院・大阪ハイテクノロジー専門学校・アジア職業人材養成センター
共催(中国)
中華医学会・中国医師協会・上海中医薬大学・上海健康医学院・深圳職業技術大学・広東医科大学・広東薬科大学
後 援
文部科学省、大阪府、大阪府教育委員会、公益社団法人 日本臨床工学技士会、
一般社団法人 日本臨床工学技士教育施設協議会、一般財団法人 臨床工学国際推進財団、一般社団法人
大阪府臨床工学技士会、一般社団法人 大阪府医師会、公益社団法人 日本看護協会、
公益社団法人 大阪府看護協会、中国医師協会、中華医学会、朝日新聞社、日刊工業新聞社、産経新聞社
参加対象者
臨床工学技士、医療関係者、研究者、行政職員、医療機器関連企業関係者、臨床工学技士養成校教職員等アジアの臨床工学に関心がある方
参加費
無料
申込方法
下記の申込フォームより、必要事項をご記入の上、お申し込みください。
※申込締切
一般参加 2025年9月30日(火)
※オンライン参加申込は10月24日(金)まで
ポスター参加 2025年9月30日(火)
参加方法
► 対面参加:現地会場にてご参加いただけます。
► オンライン参加:Zoomを利用
※ 対面参加の場合、交通費・宿泊費は自己負担となります。
※ 対面参加を申込の方には、会場の定員の都合上、オンライン参加への振替をお願いする場合がございますので予めご了承ください。
フォーラム
事務局
[日本]学校法人 大阪滋慶学園・アジア職業人材養成センター内
アジア臨床工学フォーラム事務局
〒532-0003
大阪市淀川区宮原1-2-8
TEL:06-6150-1301 / FAX:06-6150-1305
e-mail:face@jikeigroup.net(藤江・松本)